後悔しない業者の選び方

塗り替え時期の目安

お住まいの環境によっては多少異なりますが、一般的に木部・鉄部で5年、外壁で10年がひとつの目安です。あくまでも目安であってこの限りではありません。例えばひび割れが多数ある壁を触ると白い粉が付く(チョーキング現象)、鉄部からサビが発生などがあれば早めのメンテナンスがポイントだと言えます。まだ大丈夫だと思っていても、意外と奥(下地)まで痛みが進んでいて、放っておくと後々補修に高い費用がかかってしまうこともあります。

地域に密着した会社か 

地元に密着した会社であると、悪い評判が一番怖いはずです。
口コミ・紹介等の評判が、大切なご紹介に繋がるものです。
施工した物件を直接見せてもらってもいいでしょう。
クレームの問い合わせをしようとしたら、会社がなくなっていた、なんて事の無いように、所在地と経歴、評判を確認しましょう。

納得するまで説明してくれるか

外壁塗装、リフォーム等は一生の間に何度もするものではありませんね。良い業者は経験・知識の浅い一般のお客さまに対し、専門用語などを使わずわかりやすく説明するはずです。
特に作業内容はどこまでなのか、しっかりと確認しましょう。
「全て込み」などの大雑把な説明でないか、塗料の種類、どのぐらいもつのか等、わからない事は納得できるまで説明を求めましょう。

見積金額は妥当か(異様に安くないか)

あまりにも安すぎる見積や、大幅な値引きには疑問を持ちましょう。
少しでも少ない予算で済ませたい、と思うのは当然です。
安く済ませようとすると、工事の質も下がってしまうかもしれません。
あまりに格安な工事だと、手抜き作業も疑われます。
値段だけで飛びつかず、工事内容や誠実な応対であるかどうかなどを良く比較して選びましょう。

契約を急がせないか

「直ぐに工事しないと、大変なことになりますよ!」
等とお客様の不安をあおり契約を急がせる業者は要注意です。
確かに、修繕は早く対処したほうが安く済む場合が多いです。ただ、今すぐしないからと言って何倍も変わるわけでもありません。
また、決算等の理由でどうしても契約を急いで取りたいことがあるのは事実です。しかし、 
 「今すぐ契約してもらえたら、さらに値引きします」
予算で出来る内容はどの業者も大体決まっています。あまりにも大きな値引は、手抜き工事の原因になりかねません。

診断は確かか

ちゃんと診断せずに、一式で××円、と大雑把な見積もりになってないか。
同じ建坪でも、建物の形状や傷み具合によって料金は異なります。
工事を進める中で、不具合が見つかる場合もありますが、トラブルを避けるためにも施工前に建物をしっかり診断してもらう事が大切です。
細かく診断しなかったばっかりに後から追加工事ばかり発生してしまう、予算よりも工程が多くかかってしまい手抜き工事されてしまう、
そんな事態にならない為にも、事前に良く診断してもらいましょう。

品質保証はあるか 

万が一、事故が発生した場合の賠償責任保険に加入しているかを確認しましょう。
施工中に何かお問題が起きても安心です。

アフターフォローの体制は

正直なところ、業界として、何度もリフォームをする人はまれなので、お客様との付き合いは一度きり、という考えの業者がおります。
メンテナンスフリーのお住まいはありません。工事の後も、ちゃんとアフターフォローを考えている業者かどうかを確認しましょう。